前身は、1967年(昭和42年)に発足した、東京大学医学部附属病院精神神経科の「小児デイケア」に通院する子どもの親の会「銀杏の会」です。
創立以来「銀杏の会」は、スタッフ(医師や心理士、看護師など)と連携し、自閉症を中心とする発達障害児への治療教育の開発と、
治療教育の質の向上に資する基礎研究に関わってきました。
それから40年余りの月日が流れました。当時の治療教育は、「認知発達治療」(太田ステージ評価に基づく治療)としてまとめられ、
いくつかの療育の場で実践と改良が重ねられています。銀杏の会は、親の会から少し形を変えてこの治療教育の発展を支えることになり、
2002年10月2日に特定非営利活動法人(NPO法人)として認証され、御茶ノ水発達センターの運営をおこなっています。
歴代の親の願い、スタッフの想いを受け継ぎつつ、より多くの発達障害児・者とその家族の幸せを願い、支えてゆきたいと考えております。